2012年 07月 11日
素敵な開口部 |
先日、「窓を塞ぐ」という記事の中で、壁と開口部の関係について少し書きました。
今回は、そのつづきで、私の身近にある素敵な空間をご紹介します。
これは、森町赤井川にある「ハル小屋」。
ミニコンサート等を催す事も出来る、素敵な場所です。
ホールとして使用することを前提に作られているため、こういった設計なのでしょうが、それにしても閉じ方が絶妙です。
腰高のそれほど大きくない窓が正面にあるだけです。天井近くにハイサイドライトがあり、そこからの光が天井を照らし、部屋全体を仄かに明るくしています。
どうです? なんだかちょっと神秘的でしょう?
ちなみに、はじめて「ハル小屋」に入った時に頭をよぎったのは安藤忠雄が設計した有名な「光の教会」。
私が見に行ったのはもう7年ほど前ですが、その時の衝撃は今でもはっきりと憶えています。
狭いアプローチを抜けて教会の建物に入るとそこにはまさに「光の十字架」が。
思わず息を呑む、とはこのことでした。
開口部の設計は本当に難しいのですが、同時にとても楽しいものです。
大工・設計者 齊田綾
今回は、そのつづきで、私の身近にある素敵な空間をご紹介します。
これは、森町赤井川にある「ハル小屋」。
ミニコンサート等を催す事も出来る、素敵な場所です。
ホールとして使用することを前提に作られているため、こういった設計なのでしょうが、それにしても閉じ方が絶妙です。
腰高のそれほど大きくない窓が正面にあるだけです。天井近くにハイサイドライトがあり、そこからの光が天井を照らし、部屋全体を仄かに明るくしています。
どうです? なんだかちょっと神秘的でしょう?
ちなみに、はじめて「ハル小屋」に入った時に頭をよぎったのは安藤忠雄が設計した有名な「光の教会」。
私が見に行ったのはもう7年ほど前ですが、その時の衝撃は今でもはっきりと憶えています。
狭いアプローチを抜けて教会の建物に入るとそこにはまさに「光の十字架」が。
思わず息を呑む、とはこのことでした。
開口部の設計は本当に難しいのですが、同時にとても楽しいものです。
大工・設計者 齊田綾
by aya-saita
| 2012-07-11 21:37
| 家づくり
|
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