2016年 08月 23日
恥ずかしい仕事・恥ずかしくない仕事 |
お盆を過ぎたのにまだまだ暑い日が続いている北海道です。
盆明けから入っている改修工事のお家。
大規模な改修工事をすることになり、まずは解体です。
和室の天井を落とすと、すぐ横の水廻りの天井裏が見えました。
よく見ると、断熱材がごちゃっと丸められてる。
数年前に水廻りのリフォーム工事をしたと言ってましたから、
その時の職人が
「あれ、このグラスウール邪魔くさいな。丸めて天井裏に上げておけ」
ってな感じで、やったんだね、きっと。
床下や天井裏、壁の中なんかはよほどのことが無ければ見えない部分です。
だからこそ、人がでます。
職人なのか、元請なのか、両方なのか。
「仕事に上手い下手はある。だけど、恥ずかしい仕事だけはするな」
師匠の言葉が浮かびました。
大工 齊田綾
盆明けから入っている改修工事のお家。
大規模な改修工事をすることになり、まずは解体です。
和室の天井を落とすと、すぐ横の水廻りの天井裏が見えました。
よく見ると、断熱材がごちゃっと丸められてる。
数年前に水廻りのリフォーム工事をしたと言ってましたから、
その時の職人が
「あれ、このグラスウール邪魔くさいな。丸めて天井裏に上げておけ」
ってな感じで、やったんだね、きっと。
床下や天井裏、壁の中なんかはよほどのことが無ければ見えない部分です。
だからこそ、人がでます。
職人なのか、元請なのか、両方なのか。
「仕事に上手い下手はある。だけど、恥ずかしい仕事だけはするな」
師匠の言葉が浮かびました。
大工 齊田綾
by aya-saita
| 2016-08-23 20:04
| 家まもり
|
Comments(2)
初めまして、UENOともうします。
以前は大工で今は建具屋です。
屋根裏とか床下とか、
何十年に一度しか見れないような部分でも
しっかりとした仕事をしたいものですね。
以前は刻み、今は建具の製作などですが、
普段見えない部分こそこだわるのが本当の巧さだと思います。
以前は大工で今は建具屋です。
屋根裏とか床下とか、
何十年に一度しか見れないような部分でも
しっかりとした仕事をしたいものですね。
以前は刻み、今は建具の製作などですが、
普段見えない部分こそこだわるのが本当の巧さだと思います。
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Commented
by
aya-saita at 2016-08-27 17:58
UENO 様
コメントありがとうございます。
見えないからこそ、当たり前のことをきちんとやって残すのが仕事なんだと、師匠に教わりました。
こうやって人の仕事の跡を見るということは、こちらも見られているんだなと我が身を振り返ります。
この現場は、40年前に建てた大工の仕事がとてもしっかりしているのでなおさらです。
大工 齊田綾
コメントありがとうございます。
見えないからこそ、当たり前のことをきちんとやって残すのが仕事なんだと、師匠に教わりました。
こうやって人の仕事の跡を見るということは、こちらも見られているんだなと我が身を振り返ります。
この現場は、40年前に建てた大工の仕事がとてもしっかりしているのでなおさらです。
大工 齊田綾